今までにあった心霊体験

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【母子】

これは自分の田舎であった話なんですが・・・
オレの田舎は千葉のけっこう田舎のほうにあるんです。

電車も1時間に1本くらいで車がなきゃ生活できないような。
その田舎の家のあたりもほとんど何もなく小さいスーパーと郵便局があるくらいでした。

オレがまだ小さい頃、夏になると毎年田舎に泊まりに行ってました。
他の親戚も来るのでけっこうな人数だったのを覚えています。

ある夜のこと、その家の庭でみんなで花火をしたんです。
大人はお酒を飲みながら、子供達は花火に夢中でした。

そのとき、オレは急に家の斜め向かいにある郵便局の電話ボックスの横に手をつないで立っている母子を見つけました。
みんなの輪を離れて近づいていくと・・・・・

その母子は全身血だらけでオレたちのほうを見ていたんです。
あまりの光景にオレは声が出なくなってしまい、その場に座りこんでしまいました。

異変に気付いた親がオレの元に来て「ユウくん、どうしたの?」と声をかけました。
オレは「血が・・・血が・・・・」と声にならない声で母子のほうに指をさしました。

しかし「何言ってるの?」と他の人には見えなかったみたいなんです。
でもその間もずっとオレには見えてるんです。

いや、むしろ目がそらせなかったのかもしれません。
その状態が2~3分ほど続き、オレは親に抱きかかえられ家の中へと連れていかれました。

ずっと泣きじゃくってるオレに両親や親戚は困惑気味。
そのとき、田舎のおばさんが言いました。

「ユウくん・・・まさか見えるのかい?」と。
オレが小さくうなずくとおばさんは顔が真っ青になりみんなに話し始めました。

ちょうど1年前の夏にその郵便局に母子がいたところ居眠り運転のトラックが突っ込み、母子が犠牲になったそうです。
それからしばらくその郵便局は取り壊され新しく建て直されたそうです。

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