危険な場所

既読ボタン
  • 既読 (0)
スポンサードリンク

青山墓地のすぐ側の、何の変哲も無い小さな路地に「!」の看板が立っている。
そこは地元では相当やばい場所として有名らしくて、
その噂がTさんの友達の耳に入った。

その友達は霊とかが全然平気らしく、試しに通ってみようと思ったそうだ。
ある夜、その友達は自転車でその路地に入っていった。

入ってみると何のことはないただの暗い道。
友達はどんどん進んでいった。
路地の先は坂になっていて、さらに先には交差点がある。

「大した事ねぇな。」

友達がそう思いながら路地の中程まで来た瞬間。

ズシッ

急に後ろが重くなったかと思うと、耳元に吐息のようなものがかった。
後ろを振り返れずにいると、男の太い声で

「急げ…急げ…」と囁く声が聞こえてくる。

怖くなった友達は、自転車を飛ばし、あっという間に路地から出て坂道を下った。
しかし、後ろは重いまま。

自転車も相当な速度が出ている。このままでは交差点に突っ込むと思った友達は、
勇気を出して自転車を止めると、後ろめがけて肘を食らわした。

その瞬間にフッと自転車が軽くなって無事だったそうだ。

スポンサードリンク
既読ボタン
  • 既読 (0)

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ