学生寮 No.2

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カナたちと別れ
風呂場に向かって歩きながら
カスミは思い出していた。

あの時の恐怖を・・・

――――――――――――――去年の10月
私が一年生の時でした。

あの時、
私は南棟の2階に住むサクラの部屋で遊んでいました。

他愛もない話をしながら、
気が付けば午前0時を回っています。

「あっ、もうこんな時間だ。
サクラ 明日1コマだよね?
私も寝なきゃ」

「そうだね、肌にも良くないし」

「だよ。
じゃあ、戻るね。
おやすみ」

「おやすみ」

そして、私は部屋をでました。

廊下は異様なまでに静かです。
サクラの部屋は階の一番端で、
階段は反対の端なので
とても遠いです。

(この廊下っていつも嫌なふんいきだよなぁ)

なんて、思いながら、早足で階段を目指します。

トツトツ

トツトツ

私の後方から足音がします。

寮では、挨拶が基本のため、
私は振り返り
「こん・・・ばんわ」

しかし、
そこには誰もいません

思えば、
ドアが開く音も
閉まる音もしてません。
隠れる場所もないのに。

おかしいと思いながらも
歩き始めました。

トツトツ
トツトツ

足音がついてきます。

でも、振り返っても
誰もいない。

そんなことが繰り返され
廊下の真ん中まで来たとき

「フ・・・ウフフフ・・・」

笑い声がしました。

怖いと思いながらも
先輩だと失礼なので

振り返ります。

誰もいない・・・

違う・・・

ぶら下がってる

コートを着た女が

天井を歩いてるexclamation ×2

(まずいexclamation ×2)
背中に寒いモノを感じ
私は一目散に走り出しました。

女は追ってきます。
笑いながら

天井を走って・・・

あまりの怖さに声が出ません。

階段につき
かけ上がろうとしたとき

「次は
捕まえるわよ」

何かを楽しむかのように

女は笑いながら言いました。

私は部屋まで逃げ帰ると、

恐怖から解放されたためか、

ベッドの前で気を失ったようです。

――――――――――――――

「あ、カスミ」

「サクラ!
今からお風呂?」

「うん。
一緒だねハート達(複数ハート)」

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