修学旅行の思い出

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あんまり怖くないんですが、唯一霊感とかもない私が経験したお話です。

これは、私が小学校の修学旅行でのこと。

私は修学旅行で、原爆が投下された広島へ行きました。
初めての同級生との宿泊に、学習といえど半ば遊び気分で、特に夜が待ち遠しかったのを覚えています。
仲の良い子ばかり6人が同じ部屋の予定でした。

昼間の広島での行事を終わらせて、一行は船に乗り、宿泊施設がある広島の近くのO島という孤島へ渡りました。

島に到着した瞬間に、異変がクラスメートに起こりました。
普段泣かない子が突然、意味もなく泣き出したのです。
あたりは暗く、その宿泊施設だけがあるような感じで、その出来事と相まって、少し不気味に思いました。

しかし、一端施設に入ると食事もおいしく部屋も綺麗で、すっかりそのことなど忘れてしまいました。

『テレビ見ようや!リモコンどこ~??』

『ないっぽいな~。。電源つけて、テレビんとこについとるボタンでチャンネルかえれん?』

『ついたついた。』

仲の良い友達とゆったりくつろいでお風呂に入ってテレビを見て、本当に楽しかったです。

しかし、事件は、その楽しかった部屋で起こりました。

段々夜も更け、私達は先生達の目を盗んであることを始めだしたのです。
そのあることというのは、言うまでもないと思いますが怪談話でした。
一人一つずつ怖い話を用意していって、みんなでやろうと約束していたのです。
畳の部屋の真ん中に敷き布団を集めて一つにし、各々布団を被って輪になり話し出しました。
部屋はがらんとしていて、大きな鏡とテレビとタンスだけがありました。

『あの大きな鏡になにかうつるかもね』などと、友達同士で冗談を言って、怖い気持ちを紛らわせながら話は進みました。

そして、ついに最後の子の話に入りました。
暗い部屋、真ん中に集まってひとかたまりになった私達。
いよいよ、話は山場にさしかかろうとしていました。

突然のことでした。

部屋の隅にあったテレビが大音量で付いたのです。

一瞬なにが起こったのか分からず、みんな悲鳴をあげて布団をかぶりました。

数分後、一番しっかりしていたIちゃんが恐る恐る電気をつけて、テレビを消しました。

『…なんやったんやろ~』
落ち着いたみんなは口々に言いました。

最初は誰かがリモコンを発見して、みんなを驚かせるためにつけたんだろうと思ったんです。

でも、よく考えたら、テレビの電源をつけたり消したりして操作していたわけですから、電源の切れているテレビをリモコンで操作することはできないんです。
部屋の隅にあったテレビの電源を実際押せる人も友達がひとかたまりで部屋の真ん中に居たことから、誰もできないんです。

しかも、ついたテレビから部屋中に響き渡ったのはひどいノイズでした。
私達が消す直前まで見ていた番組のチャンネルは、ごく普通のチャンネルだったのに…。

そのことに、友達がテレビをつけたとき気付きました。

さっきのノイズ音は…?

部屋にはただ、普通の番組の音が響いていました。

あとで聞いた話、そこも結構でる島らしいです。

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